アフガニスタンの絨毯ができるまで

アフガニスタン絨毯の歴史

アフガニスタン絨毯の歴史的背景を学ぶ 1

アフガニスタン絨毯では部族ごとに固有のギュル(紋章)がある。頻繁に目にするギュルは1サロール2エルサリ3サリーㇰ4ヤムート5トルクメンなどである。もちろんそれ以外の部族も存在する。それら部族がどのような背景でアフガン絨毯にギュル(紋章)を織り込んでいったのか?その歴史的な背景やギュルの意味について解説したいと思う。
ブログ

アフガニスタンと絨毯 その2

さて、ここから羊の毛刈りを行ったあとに、ウールはクオリティごとに選別されます。そしてその選別されたウールを洗浄して男性、女性の労働者が手で紡いでウールの毛糸玉をつくります。これは大変な作業です。しかしながら現在でも手紡ぎのウールは今でも紡がれています。
ブログ

アフガニスタンと絨毯 その1

アフガニスタンの絨毯ができる工程については、カラクール羊という脂尾羊からはじまります。カラクール羊はアフガニスタン全土で飼育されていて、特質すべきはダブルコートの羊毛に覆われているということです。外側のウールは長い毛に覆われおり内側は短く柔らかいウールになります。