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アフガニスタン絨毯の歴史

アフガニスタン絨毯の歴史的背景を学ぶ 2 

サルール族のデザイン伝統が他のトルクメン族よりも非常に保守的である理由は、ソグディア人の文化をほぼそのまま引き継いだからと考えられます。ソグディア人、または中央アジアに残ったその遺族は、1000年以上にわたって古代のデザインを維持し続けました。この仮説により、サルール族の織物が他のトルクメン族よりも古風であることが説明されます。
アフガニスタン絨毯の歴史

アフガニスタン絨毯の歴史的背景を学ぶ 1

アフガニスタン絨毯では部族ごとに固有のギュル(紋章)がある。頻繁に目にするギュルは1サロール2エルサリ3サリーㇰ4ヤムート5トルクメンなどである。もちろんそれ以外の部族も存在する。それら部族がどのような背景でアフガン絨毯にギュル(紋章)を織り込んでいったのか?その歴史的な背景やギュルの意味について解説したいと思う。
アフガニスタン絨毯

真っ赤なアフガン絨毯ホジャロシュナイ アフガニスタン絨毯の王道。草木染め、手織り。sk010

アフガン絨毯で知る人ぞ知る最高峰のホジャロナイ絨毯です。メインカラーは「赤」アフガニスタン人は赤色を見分ける能力にたけていると言われています。 真紅の赤から淡い赤にいたるまで、そのグラデーションを使いわけ織り紡ぐ彼らの能力は日本人には到底想像もできません。
アフガニスタン絨毯

日本初登場新色!モカべージュのアフガン絨毯ホジャロシュナイ初登場!春から初夏を思わせる色です。草木染め手織り、新品未使用。SK009

この絨毯はモカベージュを基調として、小さなギュルを取り囲むボーダには新緑のようなうぐいす色のような緑色が施されています。 新鮮な春の葉のような緑は、私たち日本人にとって春の野原をイメージさせてもらえます。 アフガン絨毯のホジャロナイではなかなかお目にかからない色ではないでしょうか。